ネットスラングの「子持ち様」。最近よくトレンドになっているけど、どんな行為をしたら、どんな行為が迷惑だととらえられかわからなくて…
確かに。「子持ち様は迷惑、偉そう」そういう風にいつも叩かれてますよね
でも具体的にどんな行為をしたら「子持ち様」と呼ばれるのか判断基準が難しいですし、できればワーママとして周りとうまくやっていきたい…
おそらく、多くのママさんたちは、「子持ち様と呼ばれないかな…」と気にしながら日々生活しているのではないでしょうか。
今日はどんな行為や行動が「子持ち様」と呼ばれ、世間はどう思っているのか、そして実際に子持ちの立場から反論できるところは反論していきたいと思います。また子持ち様と呼ばれないためにどうすればいいか、そのような悩みを解決していきたいと思います。
子持ち様とは
「子持ち様」は、子育てをしながら働く人の中で、子どもの存在を理由に会社や周りの人たちに不当な要求をしたり、周りへの配慮に欠けたりする一部の人を皮肉って表現したネットスラングです。
この言葉は、職場で急に休むことによるしわ寄せや、偉そうで厚かましい態度に対する不満が背景にあります。
子持ち様はなぜ迷惑なのか
結局なぜ子持ち様が迷惑と言われるのか、おそらく最も多いのは、職場で子供を理由に急に仕事を休んだ時に、そのしわ寄せがくるということが挙げられるのではないでしょうか。
実際に子供を持ってフルタイムでワーママとして働く今、この立場から言わせてもらうと「子供は突然熱を出すもの」なんです。
私も独身の時はわかりませんでしたし、子持ち様と思ったことはなかったですが、対策すれば風邪をひかなくなるのでは?と疑問に思うこともおありました。
全部やってます。それでも子供は子供同士で新しいウイルスや菌を共有して感染するんです。
そして、これは子持ちにしかわからないと思いますが、子供の風邪や感染病はほぼ100%看病する親にも移ります。自分自身熱を出しながら子供のケアもしないといけません。突然であろうがなかろうが仕事なんかしてられる場合じゃなく、在宅勤務も無理、休むしかないのです。
私たち夫婦も、慣らし保育の段階から子供→ママ→パパと順番に感染し、全滅しました。。
反論:急に休んだ時のしわよせ?本当にあなたにしかできない業務なのか?
上記の理由で突然休んでしまうことがあるのが子持ちです。もちろんどの子持ちも少なくとも「職場に迷惑かけて申し訳ない」という気持ちを持っています。持たない人はいないと思います。
偉そうに見えるかもしれませんが、子供も体調不良、もれなくで自分やそのほかの家族も体調不調で職場にも迷惑かけていることに何も思わないわけがありません。
ここからは反論ですが、
「子持ち様が休むことのしわ寄せがくる、それは本当にあなたしかできない業務なの?」
と言いたいです。
と言いますのも、私はJTCに勤めていて、約8年ほど働いて初めて産休を取得させていただきました。産休に入る前は当然子持ちの方も同じ部署にいたことがありましたが、その「しわ寄せ」が来たと思ったことは1度もありません。代わりに事務処理をしたり、各所にリスケの連絡をしたりしましたが、そこまで負担に思うことはありませんでした。
それに、そのワーママさんしかできない業務はほとんどなかったので、誰でも代わりができる状態でした。
ここで私が言いたいのは、「しわ寄せ」が来るのは、その子持ち様のせいではなく、会社のせいではないですか?
こういう状態が蔓延しているから「しわ寄せ」がくるのではないでしょうか。
これも偉そうと言われるかもしれませんが、不満があるなら、上記のような会社として「しわ寄せ」対処できていないような企業にいるのを辞めたらどうでしょう?大手に行けば制度も整っているし、人もたくさんいるので、こういった事象は考えにくいと思います。大手ほど「女性登用」とは「育休復帰率」とかをすごくアピールしますから。
まずは不満を言う前に、自分でできる改善策(転職や部署異動)をやってみてはどうでしょうか。
子持ち側も感謝を伝えよう
少し辛口になってしまいましたが、子持ち側も今まで以上に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。権利とはいえ、突然休むことは当たり前であってはいけません。自分が抜けた穴は、どんな職場にせよまた誰でもできる業務であれ、必ず見えないところで誰かしらがカバーしてくれています。
それを当たり前と思ってはいけません。
また、「子持ち様」「迷惑」「偉そう」そう思われないために、普段の業務は真摯に取り組み、周りの理解を得ましょう。
また、子供が突然の熱で休んでしまうのはしょうがないです。ただ例えば保育園が呼び出された日+1日は子供の病状が軽くても念のためあらかじめ休むと会社に伝えておいて、しっかり休ませて回復させる努力をしましょう。在宅勤務も可能であれば、利用できるよう努めましょう。
\話題になった産休クッキー/
ここまで読んでいただきありがとうございました。共感いただければ幸いです。
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